2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧
※一人ひとりの主体性のある一体について、二つの論考から〇「吉田光男『わくらばの記』(2)」から 〈1月29日〉 『1937』の中で、辺見庸氏は、堀田善衛の『時間』を引用しながら、南京虐殺の死者について、死者の数が問題なのではなく、一人ひとりの…
〇時に回り道することもあるが、私にとっての焦点は変わっていない。「問い直す⑦<自発的自己抑制>の構造」の中で取り上げた問題意識をさらに私なりに深めておきたい。例によって吉田論考からの引用である。〈(前回紹介した資料の最後)「――しかしこの自立…
※過去を現在および未来に生かすことは、このブログの趣意であり、吉田光男『わくらばの記』も随時触れている。それに関してのいくつかの視点を見ていく。〇吉田光男『わくらばの記』(2)から 〈1月26日〉 未来は過去から照射するしかないと思うのだが、…
〇先回クレーマーのことを取り上げたのは、確かに現在の必要からであった。これまでわがパート職場でかなり面倒だったクレームの主要問題が今春一挙に解決し、あれっていったい何だったのと見直す余裕が生まれた。そのことを私なりに整理しておきたくなった…