広場・ヤマギシズム

ヤマギシズム運動、山岸巳代蔵、実顕地、ヤマギシ会などに関連した広場

2017-01-01から1年間の記事一覧

◎「広場・ヤマギシズム」について思うこと(二つのお便りから)

※このブログを公開して、様々な反応がありました。そのことを含め、いくつか留意点をあげてみます。 ・以前に発表したものは、その時点で考えたことでもあり、その後見方が少し変わったところ、より考えた個所もありますが、大まかな趣意は変わらないので、…

◎ある「お便り」から(山岸巳代蔵の思想について)

〇Kさんから次の「お便り」がありました。 ・Kさんの問題意識は大きくは「集団と個人」というテーマだと思いました。 それに関しては、私もそうだと思っています。 個人の自立、個的自由が尊重された一人ひとりの相互依存、共生で成り立つ集団、社会という…

◎各々の立場において、真実、それに自己を生かす

〇山岸巳代蔵の思想についての覚書(2) 山岸巳代蔵の「ヤマギシズム社会の実態」に次の表現がある。 〈各々の立場において、真実、それに自己を生かすことによって、闘争等絶対に起るものではなく、かえって工場は繁栄し、自己を豊かにします。妻は妻、夫…

◎新たにブログ「広場・ヤマギシズム」を立ち上げる

〇お知らせ 山岸巳代蔵、実顕地、ヤマギシズム運動などについての記録・資料は数多あり、『山岸巳代蔵全集』関連の膨大な記録もある。 戦後生まれたコミュニティー・共同体の規模、現在まで続いている継続年数、農業法人としての活動もかなりの実績をあげて…

◎吉田光男さんと「死生観」

〇ひとが生きるとは、死を迎えるとは 吉田さんが身近な人に託した「最後の時を迎えて」には、「私の死生観」、「救命措置について」を記し、御自分の「生」を支えてくれた沢山の方々に、感謝の意を添えている。 「死」を覚悟されてから、「自律的に生きるこ…

◎吉田光男さんと『わくらばの記』

〇『わくらばの記』について 『わくらばの記』(2015年12月25日~2017年4月6日)は、食道癌の宣告を契機に書き始め、2016年1月18日からの105日間の入院中に、いろいろ思いついたことをノートに取り続け、退院されてから整理して「わくらばの記―病床妄語』の…

◎知人・吉田光男さん逝去す

〇吉田光男さんが4月30日逝去されました。享年85歳。 吉田光男さんは、昨年(2016年)1月から、食道癌による105日の入院をされ、退院して元気になられましたが、今年3月ごろからガンの進行が早まり、再度入院することになりました。その頃からお身…

◎ある投稿から、ヤマギシズム学園問題に触れる

〇「集団のもつ危うさについて」(2015・3・16)の補考として 以前、ある実顕地の学園中等部にいた、依存症の病院の院長をされているというY氏の活動がテレビで放映されたとの情報から、あるヤマギシ会会員さんから次のような投稿があった。 「その人の名前…