みなさま明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
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「広場・ヤマギシズム」は「ヤマギシ」に関心のある方、研究者に参考になればいいという位置づけで、責任というか、実顕地が変質していた渦中に、中心になって進めていたものとして、『山岸巳代蔵全集』の刊行・編集委員として関わったことなどにより、記録に残しておく自分の役割はあるのではと思い、随時書いています。
どこまでも、今の時点でわたしからみた視点でしかありませんが。
これを書くことで、あのことはどうだったのか、自分が何を考えていたのか、もっとやれることはなかったのか、次代につなげるにはどんなことに焦点を当てたらよいかなど、いろいろな思いも出てくるし、整理しながら記録しています。
見え方が変化していることもいくつかあり、指摘され、明らかに間違っていることは訂正したり削除したりしているが、記録した時点ではそのように捉えていたので、大体はそのままにしてあります。
その過程で、山岸巳代蔵に、より一層の面白さを覚え、しばらく彼の思想などに関して書いていこうと思っています。
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〇今後やってみたいこととして、「ヤマギシズム叢書」を考えています。
守下尚暉著『根無し草:ヤマギシズム物語1学園編』や学園に触れた故吉田光男さんの論考「元学園生の手記を読んで」を紹介したところ、同じころに育った元学園生からいくつか疑問も含めてコメントをいただき、さまざまな反響がありました。
その時、元学園生や友人から、次代の研究者や関心のある方に向けて、参考になりそうなヤマギシ関連の本を出したらどうかといわれ、次のように考えました。
内容は「広場・ヤマギシズム」などで掲載している中から選んで、kindle版やアマゾンのことも視野にいれて、少部数の出版となりますが。
最初は吉田さんの論考からはじめようと考えています。
なお、今の予定の「ヤマギシズム叢書」①の内容
・『わくらばの記』から主にヤマギシ関連に絞って抜粋
・吉田光男論考4篇「元学園生の手記を読んで」「手垢の付いた言葉」「人間集団の在り方について思うこと」「言うことと聞くこととのあいだ」
・山口論考5篇「吉田光男さんとの交流」など。
※『わくらばの記』の要望が時折ありますが、自費出版で一冊あたり相当の単価がいります。このブログに、連載『わくらばの記』として、21回に亘って掲載しています。
カテゴリーの連載『わくらばの記』をクリックすると、⑴~(21)迄が出てきます。
いろいろな意見を寄せてください。