広場・ヤマギシズム

ヤマギシズム運動、山岸巳代蔵、実顕地、ヤマギシ会などに関連した広場

◎「広場・ヤマギシズム」と『山岸巳代蔵伝』から

※ 阪神・淡路大震災から25年、今年は特に、記憶・教訓を継承する重要性を語る論調が目につく。
 振り返って私が25年余所属した実顕地を離脱してから20年近くたつ。

 吉田光男さんの『わくらばの記』は、2016年1月に食道癌で長期入院することになり、それ以前から心においていた、〈ヤマギシに関連して、自分が向き合わなければならないテーマについて、これから書き続けてゆくつもりです。黙ったままであの世に持って行くよりも、正直なところを書いておくほうが良いのではないかと思ったからです。〉
 とあり、それが本随筆の底流にある。
 
 私もそれに近い思いがあり、2017年12月にブログ「広場・ヤマギシズム」を立ち上げた。
 そこに次のことを書いた。

〈理想を掲げたヤマギシズム運動、実顕地の影響の大きさを考えると、第三者的な視点による研究、真っ当な批判の類は、はなはだ少ないと思う。そこで、関心を抱く人や研究者などの究明や学びに役立つような資料・記録館などをつくれないものかと思っていた。
 この度いままでのブログなどを整理する中で、個人的なブログでは限界があるにしても、ささやかなものしかできないが、「広場」として立ち上げてもいいかなと思った。
 まず、自分が思っていることを発信することが基本原則だと思う。
それに加えて、わたしが持っている資料や『山岸巳代蔵伝』、吉田光男さんの『わくらばの記』などの記事も生かしていきたいと思っている。〉

 今年は、それにも気をおいていきたい。