広場・ヤマギシズム

ヤマギシズム運動、山岸巳代蔵、実顕地、ヤマギシ会などに関連した広場

実顕地について

◎説得的定義と「言葉のお守り的使用法」と実顕地

※日々彦「ひこばえの記」4月13日に「手づくりの定義へ(『定義集(ちくま哲学の森 別巻)』から)」を掲載した。その中に次の文章がある。〈『定義集(ちくま哲学の森 別巻)』の解説、鶴見俊輔「手づくりの定義へのすすめ」は次の言葉から始まる。 ・〈私は…

◎吉田光男『わくらばの記』(17)

わくらばの記 たまゆら①(17・1) 2017年の正月を迎え、手記のタイトルをどうしようかと考えているうちに、夢うつつに〈たまゆら〉という言葉が浮かび上がってきた。目覚めてから、言葉の正確な意味を辞書で調べると、「玉が触れ合ってかすかに音を立…

◎吉田光男『わくらばの記』(7)

わくらばの記 病症妄語⑥ 〈4月1日〉 窓の外に遠方の桜が花開いてきた。まだ6~7分咲きで、満開までにはもう4,5日かかりそうだ。 夜中、咳はまだ少し出るが、体調はいい。 『カラマーゾフの兄弟』ようやく読み終える。もう3回も読んでいるが、その都…

◎『わくらばの記』資料研に参加して

〇先日豊里実顕地に行き、吉田光男著『わくらばの記』の資料研に参加する。 当日は『わくらばの記』の2016年1月22日の箇所を資料として出し合う。 <人の目に見えなくすることで、あたかもそれが存在しないかのように振るまうのはいかにも姑息。ずいぶんそう…

◎吉田光男『わくらばの記』(1)

※『わくらばの記』について 昨年自らのブログを整理する中で、親しい知人からのお便り、メール、ブログなどから様々な示唆を受けていることを、改めて感じた。その中で、吉田光男さんと交流していて、昨年『わくらばの記』を自費出版した。それ以後、是非読…

◎自動解任を考える

〇知人F氏がご自分の体験も踏まえながら小説を書いている。時々Facebookに一部掲載され、それに様々な人がコメントを寄せている。その投稿に、ある村の「自動解任」の様子が描かれていて、何人かが反応し賑わっていた。 ※ブログ「わが学究 人生と時代の〝機…

◎新たにブログ「広場・ヤマギシズム」を立ち上げる

〇お知らせ 山岸巳代蔵、実顕地、ヤマギシズム運動などについての記録・資料は数多あり、『山岸巳代蔵全集』関連の膨大な記録もある。 戦後生まれたコミュニティー・共同体の規模、現在まで続いている継続年数、農業法人としての活動もかなりの実績をあげて…

◎知人・吉田光男さん逝去す

〇吉田光男さんが4月30日逝去されました。享年85歳。 吉田光男さんは、昨年(2016年)1月から、食道癌による105日の入院をされ、退院して元気になられましたが、今年3月ごろからガンの進行が早まり、再度入院することになりました。その頃からお身…

◎ある投稿から、ヤマギシズム学園問題に触れる

〇「集団のもつ危うさについて」(2016・3・16)の補考として 以前、ある実顕地の学園中等部にいた、依存症の病院の院長をされているというY氏の活動がテレビで放映されたとの情報から、あるヤマギシ会会員さんから次のような投稿があった。 「その人の名前…

◎山岸巳代蔵の思想についての覚書➀

〇理想と具現方式 リンク先のF氏のブログ「自己哲学第2章『反転する理想』」の(22)「権威」から<権力>化への、わが<貢献> ①を読んで、いろいろ思うことはある。ここではまず、知人の要望に応えているのかどうか分からないが私の思うことを書いてみる。…

◎「わくらばの記」-吉本隆明との対話から

〇そんな子はいない→そんな子はいてはならない→そんな子の存在は許されない。 「病床妄語」〈1月31日〉 文章を読んでいて書き手の心が感じられないものは、読み続ける気がしなくなる。多くの解説書の類がそうだし、身近なものではSさんの文章がそうだ。 …

◎理想を掲げた集団や実顕地についての覚書(2)

〇ある事例から(Cさんからの聞き書き1) ヤマギシズム実顕地の学育、学園で活動していたCさんと話をする機会があった。 彼女は10年程、一番大きな実顕地(豊里G)の学園の係りなどをしていて、その頃のことが係として、また自分の子どもたちの現状を見…

◎理想を掲げた集団や実顕地についての覚書(1)

〇私的信念と私的態度 信念と態度について、今の自分に引き付けて考えてみる。ここでいう信念は、辞書的な固く信じて動かさない考え方であるとともに、もっと緩やかなもの、だが疑いをさしはさもうとしない心をも含んでいる。 信念も態度も、時代や社会、環…

◎指向性の強い観念と実顕地のこと

〇ブログの『野火』(1)についての感想で次のことを書いた。 「極度に(観念が)肥大したということは、本来的に持っている感覚機能を鈍らせ、素朴な感覚とはなはだかけ離れたことを考える可能性もあるということになる。さらに生まれつき持っているだろう…

◎ヤマギシズム実顕地について思うこと

〇はじめに 村岡到氏から『ユートピアの模索 ヤマギシ会の到達点』を送っていただきました。読ませていただき、村岡氏が長年にわたって究明されてきた問題意識に照らし合わせて、実顕地が持つ豊かさや可能性など、一つの見解として纏め上げたと感じました。…

◎実顕地を考えることについて

〇語りきれないこと 先日のブログ(5月11日)やFacebookに「いのちをめぐる対話から実顕地について考える」という内容を投稿して、数人の方からコメントをいただいた。そのコメントから、いろいろ考えるところがあり、述べてみる。 誰でも様々な体験があり、…

◎「人間集団の在り方について思うこと」 吉田光男

※これは、「ヤマギシズム実顕地について思うこと」などの原稿に対しての返信です。いつも忌憚なく感想、批判などしていただくので、有難いと思っています。なお、人名、団体名など一部イニシャルにしています。表題は私がつけました。 〇私が今考えているこ…